下町イスタンブール

イスタンブールの下町で暮らしながら、大阪育ちのじゃりン子な嫁とその旦那が、トルコの素の暮らしを発信するブログです。

道端

第15話 ここは昔楽園だった。だ・か・ら・何?

2016/10/14

じゃりン子嫁の旦那です。

今日は賃貸物件話を休んで別の話を。

トルコに一度は来たことあるみなさんって
最初にどんなとこに目がいったりしましたか?

情緒溢れる町の景色とか、
顔の濃いトルコ人とかかもしれませんね。

でも、滞在期間が長くなってくると、
あれだけ感動してたイスタンブールの町の雰囲気にも慣れてきて
最初は全然気がつかなかったりするようなとこも
見えてきたりするんですよね。

その中には、あまり良いものじゃない事も。

今日はそんな中でも、
イスタンブールの町中に落ちてる
色んな物の中の1つから分かったトルコ人の考え方のお話。

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落ちてる物

みなさん、トルコに来てベンチの下がこんな事になってるの見たことありませんか?

ベンチの下がえらいことに-微妙に足の跡が

ひまわりの種のカス

これ全部、ヒマワリの種。日本ではほぼ食べないと思うけど…
こっちで売ってるヒマワリの種は
殻に塩がまぶしてあって、
それを歯を使って器用に割って
外の塩分を感じつつ中の食べれる部分だけ食べるんです。

みんなめっちゃ割って食べるの速い。

じゃりン子嫁は全然無理でした。
僕は見よう見まねでやってみて、
みんなと同じ程の速さではないけどそこそこ食べれてるかな。

そして、この殻はみんな地面にポイポイ捨てちゃうんですよね。

最初はヒマワリの種ってことも分からないんで、
ベンチの周りが殻で真っ白になってて
何が起きたんかとビックリしましたよ。

ひまわりの種

ひまわりの種

でも、こうやってポイって捨てちゃうのは
ヒマワリの種だけじゃないんです。

スイカもメロンもトルコ人はみんな大好きで
メチャクチャ食べるんですけど、
すぐ地面にププププッって捨てちゃうんですよね。

聞くとこによると
桃とかブドウとか種のある食べ物、
最終的に土にかえる果物も野菜も、
まんま地面に捨てちゃってもいいんだそうな。

イヤイヤ、百歩譲って野菜も果物も土になるとはいえ、
今のイスタンブールは全部石畳かアスファルトですから😓

じゃあ、なんでこんなに
ダメになってしまった野菜とか果物とか、
食べた後の種とかを地面に捨てちゃうのかも聞いてみました。

聞けば
「また実になるものは全て土に返すんだよ」
と胸を張って答える😅

おいおい、どういうこっちゃ⁇

でもなんとここにもイスラム教徒の多い、
しかもトルコならではの考え方が。

宗教の小難しい話はややこしいのでやめときますね。

なるべく簡単に言うと
イスラム教の教えもキリスト教の教えも元をたどると一緒で、
最初に神様が人間を造って楽園に住ませたって話。
こっちの人の発音では
「アーデム(アダム)とハーバー(イブ)」の話し。

こういう事ってトルコでは学校の科目に宗教の授業があって普通に習うんですって。

ちなみに普通のトルコ人の学校では、
宗教の授業で神様が人を造ったって教えてるんで、
つじつまが合わなくなるんで
理科の授業では進化論は教えてないそうな。
日本の授業内容からしたらビックリですね。

話は戻ってこの今は無い楽園があった場所っていうのが、
書かれてる地名をたどると今のトルコにあったそうなんです。

ここで、トルコ人の考え方が見えてきましたかー?

神様が地球に楽園を造った
⇒それはトルコ
⇒トルコの土は神様も認めるすごくいい土
⇒野菜も果物もよく育つ
⇒土にかえるもの、芽が出る種は全部地面に返そう

ってことみたいです。

これ…マジっす…
ここまでくると信心深いトルコ人に関心してしまいますよね〜

そもそも、みんなそれを学校で習って大人になったんだったら、

楽園だった
⇒だからキレイにしなきゃ!

って方には向かなかったんですかね?

まーそんなこんなで、理由はさておき、
もしこれからトルコに来る事があったら
トルコ人が口からポイポイ種を飛ばしてるのを見かけても
行儀が悪いと思わないであげて下さいね😅

信心深く教えを信じている人だと思ってあげてください。
「これは捨ててるんじゃない、地面に返してるんだ」と
なんせここは「楽園でしたから😁」

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