下町イスタンブール

イスタンブールの下町で暮らしながら、大阪育ちのじゃりン子な嫁とその旦那が、トルコの素の暮らしを発信するブログです。

家探し

第17話 賃貸屋さんで契約交渉

イスタンブールの下町で家を探して、契約して、住むという話の第六弾。

いよいよ具体的な契約の段階です。
でも、ハッキリ言ってトルコ人同士の交渉のやり取りに、わたしらは入り込めませんでしたよ。なんてったってパッと見ケンカみたいな言い合いになるんですもん。
やっぱりオスマン・トルコ帝国の血が流れてるからか、やり合うのが好きなのかな??

でも、わたしらなりに感じた大事だと思った事を書き出してみました。

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2-5 交渉のやり方

わたしらの替わりにトルコ人に契約交渉してもらってて思ったことは、このやり取りって例えるとカードを使って戦ってるような感じだと思ったんです。

お互い自分に有利だと思えるカードをどれだけ持って交渉を始めるのか。
そして、お互いカードを出しながら、相手のカードも受け止めつつ、いかに最後まで自分の有利な交渉カードを残して契約するとこまでもっていくかっていう感じでした。

最初は自分にとってMAXいい条件を言い合うとこから交渉は開始。この段階で少しでも遠慮や日本人の「常識的」って感覚で条件を出すと押し負けます。

話し合いの後半は、お互いの手の内が分かってきて、ある程度の振り幅はあるけど最後の落としどころをお互い心得た上で交渉を続けてる気がします。

ケンカみたいに「ウワァーー」って主張しあってても、トルコ人的に失礼な言い方をしないとか、最後の落としどころの感覚とか、相手の主張へのフォローの入れ方とかがトルコ人じゃないと分からないですよね。
家を探す編からずっと言ってる、トルコ語が話せる外人でも契約交渉に連れていってもダメっていうのは、こういう理由があったからなんです。

気をつけたいのは、トルコではある程度交渉してもその日は契約せず保留にして帰ったら、次行ったときは交渉が振り出しに戻っちゃたりするってこと。
交渉中に、一旦話を中断してチャイタイムを挟んで世間話しただけでも、交渉が振り出しに戻ることも普通にあるんですよね。

そんな感じなんで交渉を煮詰めて契約書にサインするまでは一気に進みます。
住む家をフラ〜と探してていい物件があるからって軽い感じで「いくら?」って賃貸屋さんに質問しようものなら、その後アッという間に契約の話まで進むことも。

こういう時に最初に決めた、自分の条件に対する意思が強くないと大きく流されて、結局イマイチな物件を賃貸屋さんのペースに押されて高めの家賃で契約してしまった、なんてことになりかねませんよー。
見せてもらう時からトルコ人を連れていきましょう。

それか、話についていけなくなったらイヤだというのも大切です。とりあえず、サインはせず帰ってしまえば振り出しに戻るんで、それも1つの手です。

トルコ人は対戦型のボードゲームが好き

トルコ人は対戦型のボードゲームが好き

2-6 具体的に交渉で何を決めるか

2-6-1 家賃はいくら?

この契約交渉の段階で初めて、家のいいところ悪いところ壊れてるとことか不便なとこをお互いぶつけ合って値下げ交渉をします。

半年・1年先払いか。まとめて先払いだと値下げはどれくらいかも含めて交渉するのでここが一番の頑張りどころ(一緒に行くトルコ人の)

ちなみに手渡しじゃなく銀行に振込む場合、ATMだと手数料10TL、窓口だと30TL程かかります。
毎月相手の口座に振込まないといけなかったら余分な出費になりますね。

2-6-2 コミッション(礼金)

日本でいう礼金なので出ていくときも返ってきません。普通は1ヶ月分の家賃。

わたしらの時は、滞在許可証を取得するために賃貸契約書が必要なのでそのための手数料だと言って上乗せされました。でも、後になって普通に契約しても契約書は書くので上乗せ分ボッタクられたことに気づきました。

あーやられた〜💧

2-6-3 デポジット(敷金)

日本でいう敷金。これも普通は1ヶ月分の家賃。

でも、光熱費の契約が絡むと上乗せされました。なぜかは次の項目↓

2-6-4 電気・ガス・水・インターネット

これはトルコ人の名義が無いと開始するのが難しいです。なので家の持ち主・賃貸屋さんにお願いするんですけど、それをすぐに動いてくれるかどうかも大事なところ。

相手がまた明日にでもと言ったらそれはいつかわからないという返事だと思っておいてください。
トルコ人の感覚は目の前の事を今すぐするか、それともしないで忘れるかのどちらかです。

こんな感じで光熱費の名義を相手に貸してもらうので、自分が払わなかった場合のデポジットを欲しいと言われたりします。

インターネットは、家の持ち主の名義でなくても大丈夫なんで、お願いできる友達がいればそちらに頼むこともできると思います。

2-6-5 家具・家電

家にある物・無い物を全部契約書に書いておきましょう。

壊れてる物があったら、それもこの段階で契約書に書いておいておく必要があります。家の壁、窓、その他の不具合も全部書いておきます。

わたしらは前に契約した時、家に無いのに「固定電話機」っていうのが、シレーッと書き足されてました。もちろん、ちゃんと主張して消してもらわないと、契約書が最後は物を言うので新しい電話機買わないといけなくなりますよー

お互い現物を見て不具合確認したし、契約書には書いてない(もしくは書いてる)けど、相手も「分かってる」って言ってるし多分大丈夫だろうな〜っていうのは通じません。

2-6-6 共益費

だいたいどの建物も、階段とかエントラスを掃除とか管理してくれる人がいます。毎月いくら払うのか聞いておく必要があります。キレイなアパートだと毎月100〜300TLくらいはとられたりします。

自分の替わりに欲しいものをお願いすれば毎日買い物に行ってくれたりしますけど、そんなのいらないからとにかく安くって場合はそれも確認しておかないと、思わぬ出費が毎月かさみます。

下町の少し古めの建物で掃除だけなら20TL前後かな?

建物のキレイさでなんとなくそういうサービスがあるか無いかはわかると思います。

トルコのアパート

まとめ

今回の内容はトルコ人に交渉をおまかせしてるんで、自分で出来ることはトルコ人がしてくれた交渉の結果に「うん」と言うか「いいえ」と言うかくらいでしょうか。でも、何をしてるかわかれば納得しやすいですよね。

次回からは、住む編に入ります。

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